漁協向け業務システム
漁師が魚を水揚げしてから、食卓に並ぶまでには、いくつかの過程があり「漁業協同組合（漁協）」は その中で安全・安心な水産物の供給をはじめ、多岐にわたる事業と重要な役割を担っています。 「漁協」は、漁業者の漁獲物等の加工・販売、漁業資材の供給など漁業者を支える事業や関係機関への漁獲高の報告や水産資源を守る取り組みを行っています。私たちはICTを活用したソリューションで「漁協」の事業をサポートしています。
example.1
水揚（販売）管理を合理化したい
市場システムで
販売業務と統計資料作成を合理化
産地市場で漁業者が水揚げした魚を売り切りつつ、 漁協が販売先からの代金の回収業務を担うことで漁業者の煩雑な作業とリスクを負担します。
市場システムでは、漁業者が水揚げして落札した売り先への代金から漁業者へ支払う代金 を計算するまでのお金の流れを把握し、管理することができます。
example.2
購買業務における代金と在庫の管理を行いたい
購買システムで
未収・未払金、在庫管理を合理化
漁協の事業の1つとして漁業者が操業に必要なものを漁協が仕入れて、漁業者へ供給する購買事業があります。購買システムで供給から請求・入金・仕入先への支払の管理と在庫管理を合理化します。
example.3
会計（経理）業務を効率化
パッケージベースの会計システムにより迅速な法改正対応と柔軟な帳票出力を実現
漁協において必要な会計業務をパッケージソフトをベースとした会計システムに必要な帳票をカスタマイズ（アドオン）することで、これまで見慣れた書式（合計残高試算表、損益計算書など）にて帳票を出力することができます。また、パッケージのため法改正等にも迅速に対応することができます。
市場システム（販売管理システム）
水揚げ入力画面
水揚げ証明書
- 漁業者が水揚げして漁協で荷受した魚（海産物）を入札（セリ）を行い、落札した売り先へ代金を請求し、漁業者へ支払う代金を計算するシステムです。
- 蓄積した情報から漁獲統計情報を抽出し、関係機関にデータを送付することで水産資源の管理にも役立っています。
購買管理システム
売上入力画面
売上日報
- 購買事業は、漁業者が操業に必要な漁具や資材、氷、燃油、餌（えさ）などを漁協が仕入れて、漁業者へ供給します。
漁業者への供給分の請求を行い、入金および仕入先への支払いの管理も必要です。また在庫の把握も必要になります。 - それらの業務をシステム化により手作業で行ってきた煩雑な作業を大幅に合理化します。
会計システム
- 漁協においても1年ごとに決算書を作成しています。漁協では様々な事業を行っており事業ごとに損益計算が必要となります。
- また、これまで利用してきた見慣れた書式（合計残高試算表、損益計算書など）が必要となるケースが多く、それらのニーズに対応した会計システムを提供します。
組合員（出資金）管理システム
- 組合員に関する情報や出資金に関する情報を管理するシステムで、販売システムや購買システムで組合員情報の共通のデータベースになります。
弊社では、「漁協」の運営に必要な、「販売（市場）システム」、「購買システム」「会計システム」「組合員管理システム」以外にも各漁協様に合わせたシステム開発を行っています。
漁協の業務をITにより合理化することで、人手不足の傾向にある漁協の基幹業務をITの面から支援します。